2011年12月30日金曜日

12/30 感謝

2011年。
未曾有の災害と積年のウソが明るみに出た。

自然相手に「想定」なんて出来ないという事がハッキリした。

行政の動きの悪さや頭の悪さに何度も怒った。

被災した人達の悲しい話に何度も泣いた。

でも人の温かさに何度も救われた。

支援してくれてる人達、支援先の人達、一緒に支援してくれる人達、みんなに力をもらってる。
もしかしたら僕達が一番いい思いをしているんじゃないだろうかとも思う。

感謝を100万回言っても足りない。

まだまだ辛い思いをしてる人は沢山いる。
当然僕達は全員にナニかをしてあげられる訳じゃない。

でも、

「誰かが笑ってくれりゃあそれでいい」

そんなスタンスで進んで来たし、これからも進んで行こうと思っています。

とりあえずの話ですが、2011年、関わってくれた皆さん!ありがとうございました!

OSH
登坂 太頼
正木 亮

2011年12月16日金曜日

12/16 NEWS 共同通信

これから時々記事を紹介しようと思います。

ちょこちょこ変わる「工程表」の新しい案です。
一体なにが本当なのだろう?
どうなっていくのだろう?
今生まれた子供が40歳になった時に日本はどうなってる?


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2011/12/15 19:26 【共同通信】
[福島原発廃炉に最長40年 政府、東電が工程表案]

東京電力福島第1原発の廃炉に向け、政府と東電がまとめた工程表案で、施設を解体撤去し、作業がすべて終了するまでに最長40年との期間を示していることが15日、分かった。

政府と東電は16日に原子力災害対策本部の会合を開き、燃料が溶けた1~3号機の原子炉が一定の安定状態「冷温停止状態」となり、4月から改定を重ねてきた事故収束への工程表の「ステップ2」終了を決定。
野田佳彦首相が午後6時から記者会見する。

廃炉への工程表は来週にも公表。避難している住民の帰郷に向けた警戒区域などの見直しに関する考え方も、12月中に公表する見通しだ。

2011年12月6日火曜日

12/6 告知 ラジオ

先日取材を受けた「FM愛媛」の放送が決まりました。

「えひめまるごと15分!」12月7日 11:40~パーソナリティ 白形優子さんです。
愛媛の人は是非聞いてみて下さいね!

2011年12月5日月曜日

12/5 現地入り報告 現状

3日間東北を走りまわって来ました。
福島、岩手、宮城の各所で物資支援を中心とした活動をしました。

宮城では気仙沼の仮設住宅に行かせて頂きました。
2人の家族は一間、3人以上は二間の狭い部屋です。
赤十字から最低限の家電が届いています。
みんなが義援金として入れたお金は確実に被災者の生活を支えています。
その中でも暖房器具はまだ足りているとは言えない状態でした。
OSHでもコタツや湯たんぽなどの支援をしていますが、当然全員の手に行き渡らないというジレンマもあります。
底冷えがキツイらしく、カーペットを重ねたりしていました。
プライバシーができるのと同時に他人との接点が希薄になるという話も聞きました。
やはり支援の手が少なくなって、日常生活を送れなくなりつつある方が沢山いるようです。
東北の寒さの中、電気代が払えないので真っ暗にして家に一日中いるとアタマがおかしくなりそうだと話していました。
そりゃそうだよなあ。
















岩手県は大船渡から海岸線を走って山田町に行きました。
ここではボランティアセンターを閉鎖して、少ない県外からのスタッフと地元の住民に仕事をして稼いでもらうという名目で「山田海洋センター」の建物を使って、「復興センター」というものが出来ていました。
実に理にかなったシステムで、町民が自分達の手で復興を助けるといういいサイクルが出来ているようです。
首長がしっかりしていれば必ず誰にでも同じようなシステムが可能だとスタッフの渡辺さんが話していました。
もちろんトラブルもあると思いますが、一つの復興のモデルで有ることは間違いないと思いました。



















福島県いわき市では特に米や水の食料支援をしてきました。
原発のせいで子供のいる親は水道の水や地元のモノを子供に食べさせるのに抵抗があるようです。
ここでは、近所のお年寄りが自分の畑で出来た農作物を下さったりすることがよくあるようです。
しかし、今までには善意の繋がりだったこの行為が、(この中には放射性物質が混ざってるのでは・・・)といった疑念により素直に喜べなくなったとの話も聞きました。
誰も悪くないのに人間関係に影を落としてると思います。




















どこの街も復興への兆しは確かに見せています。
ガレキも随分と撤去はされてきています。

しかし、新しい町づくりへの復興案は遅々として進まず、9ヶ月経った今も予算補正案がまとまったに過ぎません。
早けりゃいいってもんでもないかもしれませんが、政治家がこの期に及んで政権争いをしてる姿は「愚」としか感じ得ません。
公僕とは何なのでしょうか?



今回も「パルシステム」「栃木ウイング・バレエ父母会」の方たちを始め、数多くの方たちに物資等を提供して頂きました。
心から感謝いたします。

そして共同で支援活動をしている、「ちくちくサポーターズ」「東北救済プロジェクト」「つなぐ心」、
いつもありがとう!まだまだやって行きましょう。

2011年12月1日木曜日

12/1 現地

3日目

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山田町のボランティアセンターを見学させてもらいました。ここは泊まらせてもらったコテージ

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B&G海洋センターという場所を山田町のボランティアセンターとして使用しているとの事です。とにかく設備がすごい。他のボランティアセンターとホントに違う

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ここはボランティアセンターではなく、災害復興センターとして被災した地元の人間が働いているとの事。そこここにアイディアの良さが行き届いている感じ。

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ここのセンターで「ちくちく祭り」を開催! 素晴らしい人気です! みんな目を輝かせていました。

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宮古に入りました。 ここでは約米150kgと生活雑貨を提供してきました。 オガリ商店の主人と神林さんからイクラをもらったりご飯までご馳走になってしまいました。あざす!

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いざ東京へ! 約620kmの道のりを帰ります。 OSHのスーパードライバー「RYO」が安全運転でかっ飛びます。

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奇跡的に二人ともまあまあチビる!

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到着!

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お疲れビール!総走行距離1500km!よく眠れそうだ!

2011年11月30日水曜日

11/30 現地

2日目

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気仙沼へ走ってます。

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気仙沼復興屋台村で食事! なんだか嬉しい。

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気仙沼三浦さん宅にて! 三浦さんには被災者へのハブ的な役割をしてもらっています。いつもありがとうございます。初孫が生まれたばっかりとか。おめでとう!

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仮設住宅5件に直接物資を手渡ししてきました。 足元から冷えて寒さが応えるとの事。 皆さん色んな境遇の中で生活していて、3.11からの今に至るまでの話を聞かせてもらいました。 胸が苦しかったなあ。

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大船渡チャコちゃん宅へ。 家の前で「ちくちく」祭り開催! そして超大盛況! あっという間にモノが無くなりました。 ちくちくさんいつもありがとうございます!

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大船渡のお母さんにご馳走になりました。 う、美味い! 身体もココロもぽかぽかです。 人間ナビを自称するお父さんに道を聞き、いざ山田町

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山田町は瓦礫の中に居酒屋とスナックがあって、地元の人達の憩いの場になっている。 復興に向けてのパワーを感じる。 初音の大将最高でした。 何故この町は他と違うのだろうか?

2011年11月29日火曜日

11/29 現地

本日から3日間東北に支援活動してきます。
Twitterで随時アップしているのでそっちを見れない方はブログでどうぞ。

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今回のパートナー!さあ走るぞ!

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東北道北上中!

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栃木で物資を提供してもらいました! 米200kg 水16ケース いつもありがとうございます!

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福島県四ツ倉市にて。 米150キロ、水10ケース、野菜ジュース、チクチクサポーターズさんの手縫いアイテムグッズ、その他食品を提供してきました! 娘さんも元気そうでなにより!

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一ノ関に到着! 本日走行距離600km! 明日はこのまま気仙沼へ。 とりあえずお疲れビールだな。

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お疲れ!

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おやすみ!

11/28 支援報告 パルシステム

本日「パルシステム(生協)」さんより米250kg提供して頂きました!!
大久保のパルシステムのビルで受け取りました。

ありがとうございます!!!
相当数の家庭に届けられます!!
高田さんをはじめ、温かいスタッフの方たちと作業が出来て嬉しかったです。

さあ!明日から東北に入ります!
防寒対策も十分!
米も準備万端!
















2011年11月26日土曜日

11/26 告知 ラジオ

OSHの話がラジオで流れます。

登坂が松山にバレエの本番で訪れていたところに取材の話を頂きました。

愛媛FMの12月7日11:40からの放送予定です。

FMだから聞ける地域も多少限定されるかもだけど、近隣の方は是非聴いてみて!

写真はパーソナリティの白形優子さんです。

編集ポイントを考えずに喋り倒してしまって少々後悔。
いらない相槌もいっぱいいれちゃった・・・

上手く伝わればいいな。

2011年11月23日水曜日

11/23 告知 志村バレエ

1志村バレエ公演「CINDERELLA」の売上の一部がOSHに寄付されます。
プロコフィエフ作曲の素晴らしいバレエなので、お時間のある方は是非足を運んで下さい。

詳細は↓

「CINDERELLA」
12月11日(日)
東京・芝公園メルパルクホール/16時開演(15時30分開場)

全席指定 S席¥6000 A席¥5000 B席¥4000
チケットお問い合わせ・志村バレエスタジオ 048-462-6303
       メールアドレス   shimura-ballet@tbr.t-com.ne.jp

2011年11月17日木曜日

11/17 東北入り告知

今月29日より東北に入ります。

目指すは気仙沼、大船渡、山田町です。

温度がかなり下がっているとの事なので雪と路面の凍結に気をつけなきゃな。

「ちくちくサポーターズ」さんや「細井ペーパー」の物資を直接持っていく予定です。

詳細はまたこのブログから報告します。

さあ準備!!

2011年11月10日木曜日

11/10 支援報告 使い捨てカイロ


「笑顔サポート古賀」さんより大量の使い捨てカイロを提供してもらいました。

なんとここに集まっていたカイロの数は8万枚!
サイズや使用期限の選別だけでどれだけの時間がかかるのだろう・・・・

ここから9100枚のカイロを頂きました。

宮城県の「石巻」「気仙沼」、岩手県の「山田町」に主に配送することにしました。

仮設住宅の光熱費が払えずに一日中電気をつけないで生活してる人達もいっぱいいるそうです。
仕事先も移動手段の車も全部流されちゃったんだもんな。
鬱々と家からでられない人達も沢山います。
そんな人達に小さい暖かさかもしてないけど、届いて欲しい。

そして5月から比べると2割ほどになってしまったというボランティアの人達にも是非使って欲しいです。

これからドンドン寒くなる。
東北の寒さは半端じゃない。

身体の暖かさが心の暖かさに繋がりますように。

2011年11月6日日曜日

11/6 支援報告 暖房器具等

バレエダンサー相羽源氏よりさんより暖房器具を5世帯分をセットで提供して頂きました。
ヒーターや湯たんぽなどです。

湯たんぽはこちらが思っていたよりも反響があったようです。

ペットボトルにお湯を入れて寒さをしのいでる方が多くいるそうです。
長く暖かくいて欲しいですね。

ありがとうございます!

2011年11月2日水曜日

11/02 東雲バザーの報告

10月30日に東京の東雲で東北から避難されてきた方向けの衣類や食品などのフリーバザーを実施しました。
当日は天気が悪いとの予報だったのですが、開催時間中はなんとか雨に降られることもなく無事に終える事が出来ました。
「OSHの来る所に雨は降らず」のジンクスが効いたのかな?(笑)

衣類を中心に物資を集めたのですが多数の方々の協力で相当数のモノが集まりました。
子供服から年配向けの服、現役モデルさん達から提供してもらったオシャレ服などバラエティ豊かな品揃えとなりました。
それ以外にもバレエ衣装の「アトリエヨシノ」の社長から食品や備品なども頂きました。
手縫いで小物等を作る「ちくちくサポーターズ」の巾着や小物入れなども大評判であっという間に完売状態でした。


ここでは久しぶりに会う方々も沢山いて、皆さんの近況やフクシマの現在の状況などの話も聞くことが出来ました。

「除染をする前に避難区域の解除などをされても子供を危険にさらしながら故郷には帰れない」
との話も聞きました。
避難区域の指定が外れる事によって東電からの賠償もなくなってしまうとの事でした。
これからの生活はどうなるんだろう?地域によって状況も違いますが、みんな一様に不安の言葉を口にしました。

避難してきた子供たちは都内の学校にも大分慣れて、問題なく学生生活を送っているとの事です。
初期の頃にあったイジメなども少なくなっている様です。
子供たちは順応性が高いからなあ。

それでも学校のイベント等でお母さん方がサラダや煮物等の差し入れを持っていくと、
「フクシマ産の野菜等を使っているんじゃないか?」という理由で食べてもらえない等の話も聞きました。

買っている野菜はみんなおんなじトコロで買っているのに。
みんな子供を守りたい。そんな気持ちでいるのは間違いないのですが、とても難しい問題です。
ここには東電や政府の安全基準など信用出来ないといった要素も関わっていると思います。

放射性物質の飛散状況や、農産物や海産物の汚染情報などはもっと目につきやすいカタチで公表し続けてもらいたいとは誰もが思うトコロでしょう。


今回も無事に終わってホッとしています。関わってくれた皆さんお疲れ様でした。

今回主催の団体と協力団体
東雲有志の会・東雲UR機構・辰巳海援隊・ちくちくサポーターズ・つなぐ心・東北救済プロジェクト・etc・・
OSH支援メンバーとして、佐々木想美さんや道野さん、「アトリエヨシノ」社長、teamモデルのみんなも本当にありがとうございました!



2011年10月23日日曜日

10/23 文化祭への文章

先日某高校の文化祭で東北の現状を説明するプリントを作成して欲しいとの旨を受け、文章を作りました。
その文章をそのままアップします。
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東日本大震災から今

3月11日に起きた東日本大震災。
もう6ヶ月が過ぎました。
今日まで長かったですか?それとも短かったですか?
マスコミの報道の仕方のせいか世間の被災地への意識は随分と薄れてきているように感じます。
現状はというと・・・まだまだです。

僕達は東北に直接入って支援活動をしている「OSH」というチームです。

もちろん、復興は確実に進んでいます。
しかし、ほんの一部にしか過ぎないのです。

津波は恐ろしく広いエリアに甚大な被害をもたらしていて何回足を運んでもその光景に息を飲む思いです。

避難所では食事がでます。ボランティア団体も来てくれます。
しかし、学校の体育館や区役所の業務を元の状態に戻すために、現在では避難所はどんどん閉鎖になって、多くの家を失った人達が仮設住宅(URといいます)に移されています。
その為に支援が打ち切りになって、生活に困っている人達がドンドン増えています。
現在も今日の食事に困っている人達が多数存在します。
全て流されてしまって、働く場所も地方部の移動手段である車などもない家庭が沢山あります。
将来への不安からうつ病になったり自殺するケースもかなり増えています。

何故ニュースでは流されないのでしょうか?




「フクシマ」の原発事故はまさに地球に住む、生きとし生けるモノへ取り憑く「病魔」です。
多くの種類の放射性物質は少量でも長年に渡って私たちの身体をムシバミ続けます。

福島県は東北エリアにも関わらず東京電力の原子力発電所がありました。
ここに「想定外」との一言の言い訳のもと、ずさんな人災と言うべき事故が起きました。
一部の地域の家庭はもう故郷に帰る事ができないでしょう。間違いなく「死の街」になっているのです。
避難エリアに指定されていない場所ではまだまだ人々が生活しています。
血液や甲状腺のガン、奇形児の誕生が爆発的に増える可能性は非常に高いでしょう。
僕達の口から入る野菜や肉、魚、米、これからなにが安全なのか誰が言い切れるでしょう?

「チェルノブイリ原子力発電所事故」とインターネットで検索してみて下さい。
youtubeを検索するのもいいでしょう。「チェルノブイリ・ハート」という映画を観るのもいいでしょう。
1986年に現在のウクライナで起こった事故です。
今もなお多くの人達が病気で苦しんでいます。
ちなみに25年経った今でも「健常児」が生まれる可能性は15%ほどにしかなりません。
「フクシマ」の流出した放射性物質はこの「チェルノブイリ」を超えています。

何故ニュースでは流されないのでしょうか?




僕達は人間です。間違った道を選んでも、必ず修正できるハズです。
一人一人が考える事が大きなチカラになると思います。
誰にだって何だってデキル。
僕達の将来は僕達の手の中にあるんだ。

オフステージヒポクライト(OSH) http://offstagehypocrite.blogspot.com
登坂 太頼
正木 亮

2011年10月12日水曜日

10/12 告知

今月30日に都内某所で被災者向けの無料バザーを行います。

冬服や子供達の為のお菓子などが提供されます。

今回は、某有志の会、ちくちくサポーターズ、つなぐ心などの団体が参加します。

相変わらずちくちくサポーターズさんの手縫いグッズは洒落ております。

ぬいぐるみや編みぐるみ、ハロウィン用の巾着など多岐に渡っています。

OSH正木の関係でモデルの方達等からコートやジャケットなどのオシャレ防寒着などを提供してもらってます。

多くの人達の元へ届いて欲しいです。

2011年10月5日水曜日

10/5 支援報告 食料等

食料を大量に気仙沼に送りました。

車などが流された為お年寄りが食料を買いに行くことが出来ずにいます。

要請を受けたためになんだか微妙な気分ですがレトルトの食品や缶詰を支援金から買って送りました。

本当は新鮮な野菜や食品で料理を作ってもらいたいなあ。
でもその料理に使う光熱費を払えない人達が増えているんだそう。

どうにかならないものか。

2011年9月27日火曜日

9/27 支援報告 こたつ等

気仙沼にこたつを5脚や湯たんぽ、ヒーター等送りました。

東北はドンドン寒くなってきています。

OSHが協力している「ふんばろう東日本支援プロジェクト」でも「こたつプロジェクト」など行なっています。
直接行かなくても支援方法はいくらでもあります。ぜひご一読下さい。

これからOSHとしては防寒対策を中心としたプロジェクトを進めていきたいと思っています。


バレエ衣装のアトリエヨシノさんを始め数多くの方々から支援を頂いてます。
ありがとうございます!!

2011年9月20日火曜日

9/20 バレリーナへの道に掲載されました。

「バレリーナへの道」に掲載されました。
2ページに渡って経緯や活動を書いて頂きました。

文園社より出版です。
震災を受けての公演や被災者へ向けて動いてるダンサー達の特集記事もあります。
誰しもが読むような雑誌ではないけど、是非読んでみてください!


2011年9月3日土曜日

9/3 現地入り報告 現状

5日間東北を走りまわってきました。

基本的にはエリアごとに拠点にしている家庭にトラックで行って、物資提供をして周りの人達に配ってもらうという活動をしてきました。

いわき、石巻、大船渡、気仙沼のエリアで活動を行いました。

海岸線を走ると、場所によってかなりの差がありますが、津波による瓦礫の撤去は着々と進んでいるようです。

海を見ると少しずつですが漁船もでていました。

Twitterでも書きましたが、気仙沼港は市場も小規模ながら動き出していて、漁師やそこで働く人達から世界有数の漁港のプライドを感じました。

それにしても津波は恐ろしく広いエリアに甚大な被害をもたらしていて何回足を運んでもその光景に息を飲む思いです。


避難所はどんどん閉鎖になって、多くの家を失った人達が仮設住宅(URといいます)に移っています。
その為に支援が打ち切りになって、生活に困窮している人達が増えています。

今までも家が残って避難所に入れなかった人達が同じ状態で苦しんでいたのですが、同じ状況の人達が爆発的に増えてしまっているのです。
 現在も今日の食事に困っている人達が多数存在します。
将来への不安からうつ病になったり自殺するケースもかなり増えているそうです。


何故ニュースでは流されないのでしょうか?


今回も沢山の方たちから支援をして頂きました。
心から感謝します。ありがとうございます。

引き続き支援をお願いします。



今回のスペシャルサンクス!

◇協力
ちくちくさん
細井社長
ウチエミ
アヤさん
栃木ウィンズさん
テツシ夫妻
ウチのヒデ
ウイングとアゼリアさん
愛ちゃん
尾木プロ
お茶屋の上野さん
熊谷さん
執行バレエ
小野田バレエ
ゆりさバレエ

◇共同支援団体
東北救済プロジェクト
ちくちくサポーターズ

2011年9月2日金曜日

9/2 現地

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本日石巻も台風の予定だったけど晴れたり降ったりで微妙な天気。
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これから仙台市の福祉施設に向かいます。おっと給油を忘れちゃいけねえや。
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只今施設で大量のオムツを降ろしてます!
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任務完了!皆さん手伝ってもらってありがとうございました!なんだか嬉しかったです!
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1日早く東京に到着!復興と新しい問題を感じた5日間でした。出会った人達全員に感謝!風来でおでんとビールだなこりゃ。

2011年9月1日木曜日

9/1 現地

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昨日、気仙沼の支援先の三浦さんに昆布をいただきました。画像は基地のお母さんと昆布。立派過ぎて着物の帯みたい?
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台風の影響で石巻も雨。しかも結構強い雨。今日は石巻にある某避難所で炊き出しの予定。ちょっと弱まってくれないかな。
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OSHに準メンバー「シマ」加入!昨夜のユニフォーム進呈式の図。
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気仙沼の冠水地域は時間帯によって水浸し。川の中を走っているみたいだった。マンホールからもどんどん水が湧いてくる。こんなの全部直すのにどれぐらいの時間がかかるのだろうか。

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続、昨日の石巻。漁船が戻ってきてた!ちょっと前まで燃えてぐちゃぐちゃになった船が陸に揚がってた場所だった。周りの瓦礫も大分減った。復興がこうしてはっきりとしたカタチで目に見えるようになってきた。ヒトのチカラに鳥肌が立った。

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数は少ないが魚を入れるケースやそれを運ぶ車が行き来していた。パッと見ると廃墟のような気仙沼港だが、確実に海に生きる人達の息吹きが聞こえ始めた。これが世界有数の港町のプライド。漁師達の心なんだと感じた。

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只今仕込み中!雨上がってきた!

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TKP葛西がなんだか工作してました。何になるのかな?

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避難所に到着して炊き出し準備中!

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炊き出しを無事に終えてみんなで食事中。雨もちょうど上がって良かった!出した料理は大評判でした!

2011年8月31日水曜日

8/31 現地

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昨日の2時の図。盛岡で一泊。お疲れビール&ラーメン。いい感じだぜ。



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食料品を大量に買い出しして気仙沼に入ります!仮設住宅に入ってから仕事もないのに国からもなんの支援も受けてない人が生活に困窮してる人が多くいます。
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気仙沼で物資支援!中継地点になってる三浦さんのお宅へ。画像はお茶屋さんの上野さんの提供物資。ハエは随分減ったとのこと。新しい季節が来る。
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今回の走行距離1000km突破。そして石巻の基地へ到着!

2011年8月30日火曜日

8/30 現地

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拠点地で朝御飯を食べて、今日は大船渡へ出発!

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石巻のヨークベニマルで買い出し後出発。

と、思ったらガソリンがヤバい!スタンドしばらくない!
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間に合ったぜ!
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大船渡の理髪店で物資提供をしてきました!子供達も最高に可愛くて癒されたなあ。写真はちくちくサポーターズさんより提供して頂いた小物類やポーチ。お母さんの笑顔がステキ!
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東北救済プロジェクト、ちくちくサポーターズとの連携も上手くいってます!今回はバイクの提供も!ちくちくマーケットはこの後中学生がいっぱい来て大盛況!

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一緒に行動をして、お手伝いをしてくれた渡辺さんはその後お母さんに散髪してもらってました。うーん、さっぱり!

2011年8月29日月曜日

8/29Part2 現地

Twitterが見ることが出来ない方のために現地入りの足跡として記載していく事にします。

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田端のアヤさんから物資提供&心遣いいただきました!ありがとうございます。
福島の四ツ倉に物資提供完了!娘さん達も元気そうでなにより。
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石巻の拠点に到着!蒸しウニ美味い!
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今日はトラブルもなく、いい日だった。今、世界一の酒を呑んでます。

2011年8月28日日曜日

8/29 現地

本日出発して東北に入ります。
今回も大量に物資を積んで運びます。
みんなの気持ちを被災した人達の笑顔に換えてきます。

OSHのtwitterです。
http://twitter.com/o_s_hypocrite

↑からフォローしてみて下さい。

今回も寄付金や物資の提供など、皆さんありがとうございます!

2011年8月25日木曜日

8/24 支援報告 都内 自転車やちくちくグッズ 現状

以前にも行った都内某所の避難住宅に行ってきました。

「ちくちくサポーターズ」さんより提供頂いたポーチや小物入れ、髪留めなどのおしゃれなハンドメイドグッズ。

子供たちも喜んでくれていました。
これ全部かわいいもんな。

「友達は出来た?」

「出来た!」

子供達は順応するのが早い。
彼らの笑顔に本当に癒されました。
これからの新学期にこのポーチを持って行くんだろうな。

赤十字からの家電6点セットの配布もやっと届き始めた様でした。
この1ヶ月半は生活用品がないから、都内のホテルと二重生活をおくっている世帯が多いようでした。

これから新生活、子供たちにとっては新学期。

緑の多い福島から東京のど真ん中。みんな思い思いに生活してる。

最後の画像はみんなの自転車をひたすら直しては試乗を繰り返すおじいちゃん。
かぶる必要のないプラスチックのヘルメットは何故
かモンスターズインクのもの。

洒落てるぜ。




2011年8月9日火曜日

8/9 支援報告 タオル等 現状

都内の某所にある避難先に物資を持っていきました。
放射性物質の汚染の為に福島から避難されてきた家族の方が多く生活しています。

主な物資はタオル。

提供主は「パルシステム(生協CO-OP)」さんです。

この場所はお子さんのいる家庭がメインのためみんな大はしゃぎしていました。
元気に走りまわる姿になんだか少しホッとしました。

しかし、大人の方に話を聞くと厳しい状況も垣間みえます。
今、一番必要なのは「仕事」。
誰のせいで望んでいない東京に住まなくてはいけなくなったのか。
怒りや諦めの様な感情がそこにはありました。

でもみんな「子供のため」。
この一点に集中してここに移ってきたようです。

子供の笑顔でみんなが救われています。
この笑顔を絶やさぬように。


「パルシステム」さん!ありがとうございました!
今後も継続的な支援をお願いします。


2011年7月15日金曜日

7/15 現地入り報告 現状

7月11日~13日の間、宮城に行ってきました。
現状です。

体育館などの避難所を少づつ閉鎖して、仮設住宅(UR)に移しはじめています。
このなかの設備も場所によってマチマチで、例えばエアコンが入ってる場所と入ってない場所があるそうです。
ちなみに東北と言えど夏場は関東地方と同じくらい気温が上がります。
エアコンの無い場所ではすでに熱中症などで倒れている人達も出てきています。

避難所では物資や食料の支援提供があったのです
が、仮設住宅に入るとそれが無くなってしまいます。
プライバシーや普通の生活に戻るための仮説住宅なのに逆
に物資不足や食料不足を招いています。
行政からは「住民の仕事の意欲をだしてもらうためにも物資支援は控えて欲しい」という旨の通達がでましたが町がまるごと流されて移動手段である車もなく、仕事もクソもあったもんじゃないというのが現状です。

気仙沼エリアでは魚の冷凍倉庫などが流された事で未だに腐敗臭がたちこめています。
ハエが大量発生していて、感染症などの報告も増えているそうです。↓はハエが詰まってます。

町並みは依然としてガレキの山ですが、簡易ガソリンスタンドや移動コンビニなど少しずつ復興に向けて動き出しています。

↑の画像は気仙沼の支援にご協力して下さってる三浦さんのお宅の前です。
↑復興一発目の気仙沼のカツオを頂きました!

今後は仮設住宅に入った人達の物資や食料の問題が深刻になってくると思われます。
住宅の売買などで詐欺も横行しているようです。
不安感より心の病になったり、悲観にくれて自殺するケースも増加しています。

専門家による心のケアと復興に向けた住民の雇用の創出が急務であると考えます。

こんなんじゃこれからも人がバタバタ死ぬぞ。