2011年5月29日日曜日

第一弾の報告。

OSHによる被災地支援第一弾、
「一人でも多くの人に柔らかいトイレットペーパーを手渡そうプロジェクト」
完了しました!

トイレットペーパーを中心として多様な物資をみなさんに提供して頂き、本当にありがとうございました。

支援の手の届いていない個人宅と国に認定されていない小さな避難所を周り、さらにその方達のご近所の方達に対して確実に物資を持っていくことが出来ました。宅配の営業所によっては未だ取り扱えない大型家電も持っていくことが出来ました。

今回集まった主な物資です。

冷蔵庫3台
洗濯機3台
テレビ1台
扇風機2台
ソファ1脚
自転車1台
その他家具類大量

お米300kg以上
調味料40世帯分以上
野菜や水、その他食品40世帯分以上

衣類大量
手縫いの巾着100袋
老眼鏡100個
タオルやティッシュ、その他生活用品大量

トイレットペーパー2000ロール以上

おもちゃ 書籍 お酒 etc・・・

寄付金(このお金はその時々の必要物資に替えさせていただいております。)

提供してくれたみんなの気持ちは自分達の運転するトラックで確実に届けました。
これでも渡せた人達の人数は一部といえばごく一部かもしれません。
しかし、「一人でも多くの人に・・・」という主旨のもと、自分達の手の届く限りの支援は肯定していきたいと思ってます。

少しでもOSHの活動が、みんなの気持ちが、誰かの励みになってくれたらいいなと思います。

そして自分達も物資を届けた人達の言葉や笑顔にはどれだけ励まされたかわかりません。
まだまだ苦しい環境でみなさん闘っています。

物資の届かないエリアを始め、マスコミでは報じられない事実も現場にはゴロゴロ転がっています。
未だとして、ほとんど人の手の入ってないエリアも実際に目の当たりにしました。

今となっては遠く離れた場所で、
「なんだかウルサイから携帯の緊急地震速報切っちゃったよ。」
なんて声も実際に聞きます。
この感覚が=「実際の被災地への関心の薄れ」にも繋がるような気がします。
まだまだ慎重に事を見守っていってもらえたらと願います。

今後はこの数週間で活動した中でのエピソード、これからの活動の告知とtwitterも含めて更新していきたいと思っています。

支援活動はまだまだ続きますが、改めて今回協力して下さったみなさん、
ありがとうございます!!!

2011年5月23日月曜日

こんな事が起こっています

みなさんが知らない事実があります。
東京都江東区に都の職員宿舎があります。
財務省と東京都の管轄らしいです。

ここには福島から避難してきた人達が暮らしています。
世帯数にして300世帯。

ここの人達は生活に困っています。
明日食べるご飯に困っています。
この東京でです。

私たちは現場に出向き、何人かの人達と話す機会を得ることができました。
そのいくつかを書かしてもらいます。



夜中の12時頃にドアをノックする音が聞こえて、ドアを開けると、
「とりあえずバスに乗って下さい!」
と言われ、着の身着のままバスに乗り込み、避難所を転々とし、東京に来ました。
引っ越し代からなにもかも実費です。
国からも東電からも一円もまだもらっていません。

食べる物もなく、子供達にもひもじい思いをさせてしまっています。
お米が届いた日に子供達が、
「今日はおかわりしてもいいの?」
と、言われ辛い思いをしました。

宿舎のロビーには「東京都からのお知らせ」と書かれた紙が一枚貼ってあり、



















こんな紙が一枚貼ってあるのに何も届かず、7人家族のお母さんは風呂場で毎日、手洗いで洗濯をしています。


外に出れば、福島ナンバーだとクラクションを鳴らされ、近くのスーパーでは、
「福島の人はお金いっぱいもらってていいよね。」
と、言われます。
一円ももらってないのに。

子供が学校に行けば一番前に座らされて、コの字型に席を空けられて他の生徒を座らせないといういわれの無い差別を受けています。

テレビや新聞社から取材を受け、このような状況下でも実名と顔を晒すことに耐えながら現状を訴えても、本当に伝えたい事はメディアには載せてもらえず怒りに震えていました。

こんな事が起こっています。

みんなコレをどう思う?
クソくらえだろ?

2011年5月14日土曜日

5/14

続々と物資と寄付金が集まってます。
共感して下さる方々の気持ちに涙がでてくる思いです。
皆さんの反応が広がってるのを実感してます。

僕達の説明不足でご迷惑をお掛けしている事もあるかと思いますが、気が付いた事はなんでもお声かけ下さい。

トラックいっぱいに「少しの安心や日常」を詰めて現地に向かいたい。
振り向いてくれるみんなの気持ちもこれからへ向けての「希望」の一つなんじゃないかなと感じています。

2011年5月9日月曜日

銀行口座開設しました。

銀行口座開設しました。

現金での支援を頂いた場合はこちらで責任を持って、支援物資へと換えさせて頂きます。
希望の使い方や物資がありましたら何でも結構なので備考欄に記入して下さい。
物資になったものは随時twitterないしblogの方で報告しますので確認してみて下さい。

ゆうちょ銀行 普通口座
(同銀行から振込みの場合)
記号 10040
番号 89653591
(他銀行から振込みの場合)
店名 00八(読み ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通預金
口座番号 8965359
表示名 オフステージ ヒポクライト もしくは OSH


皆様からのご協力をお願いします。

OSH開設の経緯はこちら↓

2011年5月6日金曜日

発足!

Off Stage HypocriteOSH)を発足させました!
オフステージヒポクライトと読みます。

OSHとは震災被害の地域へ対してバックアップ活動をする団体です。

311日の震災を受けてバレエに関わっている人間を中心に、被災地に向けて何か出来ないかという思いから設立しました。
自分の「仲間」である「ダンサー達」に関心を持ってもらい、みんなで日本全体を建て直すようなイメージで協力して頂けたら何よりです。

踊りを生業としているワタクシ登坂太頼が被災地へ直接行って感じた事を少し書きます。
東京から車に乗って何時間か走れば辿りつける場所に、我々の経験した事のない地獄のような光景が広がっていました。
瓦礫除去等のボランティア等を通じて、今の時点で報道されている以上に人々の生活が逼迫しているという事実にも触れました。
メジャーな避難所には物資が余っているとの情報もありますが、物資が直接届かないトコロも未だ数多くあります。
家が残って避難所に入ってない人達の中には支援物資を受け取れずに避難所の人よりも厳しい食料事情、衛生状態で生活を強いられてる人達も多く存在します。
撮影:登坂太頼


















その中で第一弾として、
「一人でも多くの人に柔らかいトイレットペーパーを手渡そうプロジェクト」
を敢行します。
主旨は読んで字の如くです。
トイレットペーパー生理用品飲料水を主として食料品(調味料等)や家電(電気の通ってるエリアもあります!)などもモチロン持っていきたいと思っています。
必要なモノは日々変化しますので現金でも大歓迎です。

必要物資はこちらのサイト ↓クリック出来ます。
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」
を参考にさせて頂いています。
このサイトに出ている地域をはじめ、宅配業者が入って行けない地域など出来るだけ多くの人の手に渡せたらと思っています。

集める物資や量、収集の方法については団体や個人毎に各々相談させていただければ幸いです。

出発日 521日~(5日間位を目安に)

各バレエ団や個人からも続々と賛同の意を示して頂いています。
モチロン、この主旨に賛同して頂ける方なら誰でも大歓迎です。

皆様のご協力をお願い致します。


連絡先

Off stage hypocrite (OSH)
代表 登坂 太頼
協力 正木 亮