10月30日に東京の東雲で東北から避難されてきた方向けの衣類や食品などのフリーバザーを実施しました。
当日は天気が悪いとの予報だったのですが、開催時間中はなんとか雨に降られることもなく無事に終える事が出来ました。
「OSHの来る所に雨は降らず」のジンクスが効いたのかな?(笑)
衣類を中心に物資を集めたのですが多数の方々の協力で相当数のモノが集まりました。
子供服から年配向けの服、現役モデルさん達から提供してもらったオシャレ服などバラエティ豊かな品揃えとなりました。
それ以外にもバレエ衣装の「アトリエヨシノ」の社長から食品や備品なども頂きました。
手縫いで小物等を作る「ちくちくサポーターズ」の巾着や小物入れなども大評判であっという間に完売状態でした。
ここでは久しぶりに会う方々も沢山いて、皆さんの近況やフクシマの現在の状況などの話も聞くことが出来ました。
「除染をする前に避難区域の解除などをされても子供を危険にさらしながら故郷には帰れない」
との話も聞きました。
避難区域の指定が外れる事によって東電からの賠償もなくなってしまうとの事でした。
これからの生活はどうなるんだろう?地域によって状況も違いますが、みんな一様に不安の言葉を口にしました。
避難してきた子供たちは都内の学校にも大分慣れて、問題なく学生生活を送っているとの事です。
初期の頃にあったイジメなども少なくなっている様です。
子供たちは順応性が高いからなあ。
それでも学校のイベント等でお母さん方がサラダや煮物等の差し入れを持っていくと、
「フクシマ産の野菜等を使っているんじゃないか?」という理由で食べてもらえない等の話も聞きました。
買っている野菜はみんなおんなじトコロで買っているのに。
みんな子供を守りたい。そんな気持ちでいるのは間違いないのですが、とても難しい問題です。
ここには東電や政府の安全基準など信用出来ないといった要素も関わっていると思います。
放射性物質の飛散状況や、農産物や海産物の汚染情報などはもっと目につきやすいカタチで公表し続けてもらいたいとは誰もが思うトコロでしょう。
今回も無事に終わってホッとしています。関わってくれた皆さんお疲れ様でした。
今回主催の団体と協力団体
東雲有志の会・東雲UR機構・辰巳海援隊・ちくちくサポーターズ・つなぐ心・東北救済プロジェクト・etc・・
OSH支援メンバーとして、佐々木想美さんや道野さん、「アトリエヨシノ」社長、teamモデルのみんなも本当にありがとうございました!
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