2012年7月19日木曜日

7/19 原発再稼働問題

大飯原発の再稼働で非常に違和感があります。
夏の電力が不足するからという理由で国民の声を無視しまくって再稼働させた原発です。
下に時系列で並べてみます。


7月2日 大飯原発3号機の制御棒を引き抜く。

7月3日 核分裂が始まったことを確認。

7月5日 大飯原発3号機の発電を開始。フル稼働したら火力を最大で8基停止すると発表。

7月6日 火力6基(合計300万KW)を停止。

7月7日 大飯原発3号機の出力が100%に達したため、9日にはフル稼働で118万KWを発電できると発表。

関電はさらに2基の火力を停止する予定。政府は「9日に大飯原発3号機がフル稼働すれば関電管内の節電目標を15%から10%に緩和する」と発表。



・・・・・・計算おかしくないですか?


火力6基(合計300万KW)-大飯原発3号機(118万KW)=182万KW
今までより、182万KWも足りてないのです。
更に火力を2基停止する予定なのです。

電力は足りているという事です。
火力は燃料費がかかるから少なくしたいというのが本音です。


政治家の仙谷という人は、
「江戸時代のローソク生活に戻りたいのか!」
などと、国民を脅迫するかのような発言をしていますが、この事実を知らないとは言わせません。


1基動かして既成事実を作って、ドンドン再稼働させたいという思惑を感じざるを得ません。
結局、「利権とカネ」に綺麗に着地するのです。
この利権構造はゾンビの様にしぶとく生き続けているのです。

3.11とはなんだったのでしょうか?
海外メディアからも「何も学ばない国」との報道を受けています。
海洋を汚染し続け、生物の営みを蝕み続け、それでも
「直接原発事故の影響で死んだ人はいない!」
と叫んでいます。

その叫んでる方々、福島第一原発の隣に家族ごと引っ越されたらいかがですか?

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