あの日から4回目の3月11日が来ました。
突然多くの人の命を奪った天災。
「東日本大震災」という名前がついているけど、「東日本大津波」とも言えると思えます。
僕らが支援していた被災者の方の多くは「津波」によっての被害の方がより深刻でした。
それによって生まれた「原子炉のメルトダウン」「長年の政府の嘘」の被害も深刻です。
千葉、茨城、福島、宮城、岩手、まだあの日の爪痕は残っています。
去年の11月の時点で、僕らが見た沿岸の街には大きな変化はありませんでした。
復興が進んでいるという実感が目で見えてきているとは言えませんでした。
放射性物質の流出は悪化しています。
世界のトップニュースも国内では大きく取り上げられません。
「目算より多く流出していました」
「メルトダウンしていました。炉心が溶けて見当たりません」
「海洋流出が止められません」
「首都圏も広範囲にわたって汚染されています」
「鼻血はやっぱりでる可能性があります」
「福島の子供の甲状腺がんが爆発的に増えています」
一言で言って、「日本のマスコミと政府は気持ち悪い」。
当時の寄付金はどのように使われているのでしょうか。
政府の復興の財源は関係ないと思えるところにメチャクチャな使われ方をしています。
そしてこういうことをメディアは大きく問題にしません。
やっぱり「日本のマスコミと政府は気持ち悪い」
がんばってるところはモチロンあるけど。
昨日は僕らをバックアップしてくれた築地本願寺での法要に参加しました。
その後に福島や宮城から避難してきていて、震災以降ずっとつながりのある方たちと一緒に食事をしました。
みなさんそれぞれの思いの中で日々を送っています。
別れや出会いの中で、人はまた進んでいくのだと思いました。
複雑な思いを抱えながら、人はまた進んでいくのだと思いました。
僕らのできる事はもうほとんどありません。
でもこうしてまた、みんなの進んでいく気持ちを感じ、共有していきたいと思います。
|
築地本願寺の法要にて |