2013年1月26日土曜日

1/26 支援報告

今回は「寒さ体感!アポ無し!突撃!お年賀&顔みせ支援」というテーマで東北に入ってました。

内容
○東京みやげの「都電もなか」をお年賀として、今まで関わってきた人達に届ける。
○各所で手渡し物資提供(食料品、衣料品、家電、ちくちくグッズ等)


沿岸部一帯は相変わらず何も変わっていません。
住宅基礎の残っただけのガランとした荒地です。
家を失って仮設住宅に入っている人達の言葉からは、「呆れました」という言葉を何度も聞きました。

建物が建たないから仕事も当然ありません。
車もない人がほとんどです。

政府はこの被災地エリアに雇用を増やすという事に真剣に向き合って欲しいと思います。
くだらない権力闘争を延々と見させられている東北の人達は憤っています。

仮設住宅の一軒の値段が500万円を超えている所もあると住民の方から聞きました。
高すぎます。
どうみてもあのプレハブにかかる値段ではありません。
仮設住宅の価格は災害救助法に基づいて1戸あたり238万7000円と定められているらしいです。
この値段に職人さん達の人件費がプラスされているようですが、建築業界の人間が「普通に考えても有り得ない価格だ。」と話していました。

建設会社や資材会社と行政の癒着により値段がつり上がっているのではないでしょうか?
提供する側からの言い値で決まっているのでしょうか?
間に入ってるのは行政です。

ゼネコン、ハウスメーカー、建設会社、紹介した行政の誰かへのキックバック、この辺りに釈然としないお金が落ちてるのは間違いないでしょう。

胸くその悪くなるような話です。

被災地の雇用と、被災地をクイモノにしたバブル。
どう考えればいいのでしょうか?
注視していきたいと思います。


今回は「とにかく人と会う」という事が一番の目的でした。
みんなの顔を見て、
「元気にしてるか!?」
たったそれだけをしに行くのも今では大事な支援です。
いや、支援という感覚を超えて、「大事な繋がり」になっていると感じます。

1月後半の極寒の東北、みんなの弾けるような笑顔に会えて本当に嬉しかったです。

今年は去年よりいい年に。

みんなー!また会いに行くぜ!



今回も関わってくれた全てのみんな!ありがとう!

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