2012年3月7日水曜日

3/7 「一年経つ前に」支援報告

今回は「一年経つ前に」がひとつの主旨となりました。
3月11日からもうすぐ一年が経とうとしています。

岩手県宮古でOSH主催「つなぐ心ネットワーク」との合同イベントを行なってきました。
宮古漁菜市場で行ったイベントは大勢の方が来て下さり、「ちくちくサポーターズ」の物資を並べる「ちくちく祭り」は相変わらずの大盛況。
炊き出しとして作った海鮮スープも皆さんから美味しいといってもらう事ができました。
ちょっと安心。
それ以外にも「つなぐ心」がアイディアをだして、「かわいいバレエの衣装を子供に来てもらって写真を撮ってプレゼントをする」というものもイベントに盛り込みました。
市場のみなさんご協力ありがとうございました。

その後は東北をぐるりと山田町、気仙沼、石巻と在宅被災者向けに物資支援をしてきました。

今回は初めてOSHとして支援に行った時以来の牡鹿半島(おしかはんとう)の民家にも行くことが出来ました。
潜水業を営んでる方なのですが、10月には船も出し、営業も再開しているとの事でした。
ここでは一部損壊の家に住んでる人達が、手続き上の問題で沢山空き室のある仮設住宅に入れないという問題がでていました。

空いている部屋を使ってボランティアや復旧の為の工事業者への宿泊を受け入れているところもあります。
その事自体には問題が無いと思いますが、一部損壊や半壊といえどまともに生活できない被災者達が入れないで、というのでは優先順位が違うと思います。

仮設住宅に「入れる、入れない」の線引きも難しいとは思いますが、行政にはもっときめ細かく対応してもらいたいと思いました。
まともに生活出来ないってんだから。

それ以外にもボランティア同士の衝突なども表面化してるようです。
被災者を無視してやり方、主導権、手柄の取り合いでぶつかってるようでは日本の政治となんら変わりありません。
色々な事情があるのでしょうが、被災された方にそんな部分を感じられているなんてなんだか情けないです。

相変わらず、家の残っている被災者、家が水浸しになって、車が流され、電化製品なども使えなくなった人達への支援がなくなってるのは現在の切実な問題の一つです。

全体の見た目としてガレキの撤去、道路等の復旧は大分進んでいましたが、その先の復興という意味ではまだ程遠いと思いました。

一年が経とうとしている今、みなさんに現状を知って頂きたいと思います。
是非一度東北へ。

















P.S TKP、ちくちくサポーターズ、笑顔サポートKOGA、つなぐ心ネットワーク、そして宮古の市場のみなさんありがとうございました!

志村バレエ、尾木プロダクション、友人達やその他のみんなからの支援も直接届けてきました!
僕らがもらった「ありがとう」をみんなにちゃんと届けたいですね。
本当にありがとうございました!!!

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