2012年2月13日月曜日

2/13

昨日、昨年から関わりのある福島や宮城から避難されている方たちと食事をする機会がありました。

出会ったのは2011年の5月。
まだ関東にも強い余震が今よりも頻発している時です。
みんな避難所をたらい回しにされ、故郷の状況もわからず、金銭的にも物資的にも非常に辛い状態にあった時でした。

こんな形で一緒にお酒を呑みながらお話をできる時が来るなんて、なんだか不思議な感じです。

今も状況が改善されているとは言えません。
しかし、格差もあるとはいえ、少しずつですが普通の生活を取り戻しつつあるようです。

福島のご家族の方々に、

「戻りたいですよね?」

と、質問してみた所、

「放射性物質の本当のトコロがわかるまでは福島に帰りたいとは思わない。子供を守りたい。」

と、言っていました。

事故を起こした原発は今もギリギリの緊迫した状況に置かれています。
核燃料も容器内に残っているのかもわからないというような危険な状態です。
もう東電も政府もウソで固めるのは無理です。
被害もこれからどれだけでるかわかりません。

僕らの住む東京もすでに安全とは言えないでしょう。

只、ひととき、この様にみんなで食事をする席を設けられたのは非常に嬉しく思いました。
ここまで一緒にやってきた支援団体の人間も交えてのいい時間でした。

3月の初旬にはまたOSHとしても東北に入ります。
皆さんのご協力を引き続きお願いします。

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